うつ病・そううつ病・適応障害

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「眠れない」「気力がない」「記憶力が悪くなった」

「寝つけない」「眠りが浅い」「途中で目が覚めてしまう」

こちらのページでは、福岡の天神にある心療内科「ちひろ心クリニック」がうつ病、そううつ病、適応障害についてご説明しています。以下の症状の中にあてはまるものはないか、まずは確認してみましょう。

こんな症状でお悩みではありませんか

  • 睡眠がうまく取れない
  • 記憶力が悪くなった気がする
  • 頭痛や吐き気などがあるが身体的な異常が見つからない
  • 最近、気分の波が大きい
  • やる気が出ず、落ち込みやすい
  • こだわりが強くなってきた

上記のようなつらい症状、一人で抱えていませんか? 適切な診察・治療を受けることで、症状を改善させることができます。気になる症状があれば、一度当院までご相談ください。

上記症状に関するアドバイス

睡眠がうまく取れない

不眠症である場合もありますが、うつ病や適応障害などさまざまな病気の一症状としてあらわれることもあります。そのため、一度心療内科に受診し、診断を受けられることをおすすめします。

  • 考えられる疾患うつ病、適応障害、そううつ病、不安障害、統合失調症
記憶力が悪くなった気がする

認知症など脳の機能の衰えによるものでなくとも、物忘れは起こることがあります。その原因は、ストレスによる一時的な脳機能の低下であり、年齢が若い人でも起こり得ます。他にも、「物忘れが多くなった」「仕事でうっかりミスが増えた」といった症状がある人は注意が必要です。

  • 考えられる疾患うつ病、適応障害、不安障害
頭痛や吐き気などがあるが身体的な異常が見つからない

頭痛や吐き気、腹痛などの身体的な症状を感じて病院を受診しても、医師から「異常なし」と診断されることがあります。このような場合には、ストレスや心因性による症状である可能性が考えられます。また、これらの症状が電車に乗る、人前で話すなど特定の場所やタイミングで起こる場合には、パニック障害社交不安障害なども疑われます。

  • 考えられる疾患うつ病、適応障害、不安障害
最近、気分の波が大きい

本来の自分とは異なり、感情の起伏が激しくなり、怒りっぽくなる症状は、うつ病やそううつ病、適応障害などさまざまな疾患でみられます。いわゆる「情緒不安定」と呼ばれるものです。病気を特定して適切な治療を行うことにより、落ち着いた精神状態を取り戻すことが期待できます。

  • 考えられる疾患そううつ病、適応障害
やる気が出ず、落ち込みやすい

何をするにもやる気が出ない、自分に自信がなくなって落ち込むといった症状は気分障害の代表的な症状です。うつ病などでもよく起こります。それが病的なものなのか、一時的な気分の低下なのか診断を受ける必要がありますので、早めに心療内科に受診しましょう。

  • 考えられる疾患うつ病、適応障害、軽いそううつ病
こだわりが強くなってきた

鍵のかけ忘れや火の元が気になって何度も確かめてしまう、物事の順序や自分の行動に対するこだわりが強くなるといった症状がある場合は強迫性障害が疑われますが、気持ちの切り替えが難しくなることはうつ病でも起こります。どの疾患に対する症状なのかを早めに知っておくためにも、一度心療内科を受診しましょう。

  • 適用疾患うつ病、不安障害、大人の発達障害

病気の解説

うつ病

気分が落ち込み、意欲の低下などが主な症状であり、肩こり、頭痛、腹痛、腰痛などの身体的な症状が併発することもあります。これらの症状がいくつかあり、かつそれらが一定期間持続する場合には、うつ病と診断されます。真面目で誠実な方がかかりやすい病気です。

そううつ病

そううつ病は「双極性感情障害」とも言われ、異常にテンションが高いそう状態と著しく気分が落ち込んだうつ状態を繰り返すことが特徴です。Ⅰ型とⅡ型に大きく分かれており、I型はそう状態の時に入院を必要としますが、Ⅱ型はうつ状態が長く軽いそう状態が時折みられる程度のため、うつ病と勘違いされてしまうこともあります。

適応障害

学校や会社、家庭などの生活環境にうまく適応することができず、不安やうつ状態、混乱などの精神的な症状や、不眠、食欲不振、倦怠感、動悸、めまい、吐き気、頭痛などの身体的な症状があらわれる病気です。

当院での治療方法

休養できる方は、心身ともにしっかり休養して頂き、睡眠、食欲に問題がなく、症状が軽度な場合は、薬物療法以外の認知行動療法や森田療法、カウンセラー(臨床心理士)によるカウンセリングなどを行い、必要に応じて薬の使用を提案させて頂いております。

ご来院いただいた後の注意点

  • やむなく薬を使用しなくてはいけない場合は、一時的に症状が軽減しても、途中で服薬を止めてはいけません。忙しく充分睡眠がとれない方やストレスに持続的にさらされている方は、薬の服用は症状の改善に必要な事です。先々、減量や中止も可能です。自己判断の服薬停止は、再び症状が重くしてしまう恐れがあります。薬によっては離脱症状が出現しきつい思いをすることがあります。薬を飲んでいただく量や期間は、医師が患者様の状態を見極めた上で調整しています。
  • 服薬を中止するタイミングについては、適宜ご相談の上決定しますので、薬は用量・用法を守って正しく服用しましょう。基本は少しずつ減らしてゆくやり方が安全です。
  • 仕事や子育て、介護などで忙しく充分に睡眠がとれない方、症状が重い方、休養出来ない状況の方は、今一度、生活や仕事や子育て、介護のあり方を見直してみてください。その考えや生き方で、本当に充実した人生を送れるかが考えてほしいと願っています。
  • 治療において心と体をしっかりと休めることは非常に重要です。無理に外出したり、気分転換を図ろうとしたりせず、家でゆっくり休養することを心がけましょう。